路地裏のShiki
福岡の警固に良い創作料理のお店を発見しました。観光で訪れるのはちと遠いかもしれませんが、このレベルの創作料理は東京でも見かけないと思います。
雰囲気&サービスも良く、再訪するでしょう。
まずは看板です。お店はマンションの1Fですね。
本日のコース内容。素材しか書いておらず、期待が膨らみます。
こちらドリンクメニュー。日本茶にこだわっており、茶を使った創作ドリンクが並んでおります。
まずは前菜その1。メインはサーモンのコンフィですが、下にキヌアとイクラが隠れています。このサーモンが美味です。
スパーリングワインや、
サングリアを頂きつ次の前菜へ。
これが二つ目の前菜ですが中に何が入っているかというと、
抹茶を練り込んだシューの中に、カボチャのエスプーマとフォアグラ、シューの蓋にみかんのペーストは塗ってあります。やはりフォアグラは美味しい。
里芋の豆腐を揚げております。右が塩のみ。左が巨峰のソース。
里芋のお豆腐がトロトロで絶品。見た目にも秋らしいです。
ここらへんで飲み物変更。「深入り煎茶と白ワイン」と書いてあったのですが、ワインに茶葉を漬け込んでお茶の風味を白ワインに移したそうです。
お茶の香りのするワインで面白い飲み物ですが、個人的には茶葉の苦さも感じられ2回目はない印象です。
サバのオイルパスタ。薬味もたっぷりでこちらも美味しい。
こちら本日の絶品。カツオの香草パン粉揚げ。
まずカツオのパン粉揚げ自体が美味しいのですが、甘酒のソース(そんなに甘くないです。)も良し、上の泡がゆずのエスプーマも良しと本当に美味しい。
本日のメインその2、ポークのグリル、お芋チップス添えです。
レバー風味のソース、キノコのソースです。レバーのソースはレバー風味はるのですが、生臭くなく◎。キノコのソースも良いですし、お芋のチップスも良いです。
アップの写真でも判り難いですが、右の小さな陶製のポットから燻製の良い香りが出ており、秋の風情が感じられる良い雰囲気です。
シラスと牛蒡と銀杏のお茶漬け、お茶もこだわりの「美作番茶」。
デザートです。梨のシャーベットと栗のモンブラン。
梨を楓に切り抜いてワインに漬けて赤く染め、シャーベットに添えてあります。
警固の住宅街にこんな素敵なお店があるのは驚きです。席数も少なく落ち着いた雰囲気で食事ができました。食べるだけでなく、五感すべてに秋を感じさせてくれるお店でした。
皆さんも是非!