博多水炊き専門 橙
以前から行きたくてたまらなかった水炊きの名店「橙」を訪問しました。ミシュランのビブグルマンのお店なので期待がとてつもなく上がっています。
さて、どうだったでしょうか~!
入り口ですがおとなしめですね。パッと見控えめなので見過ごしてしまいそうです。
テーブルはこんな感じのセットアップ。ちなみに予約しないと無理だと思います。
メニューもこんな感じ。基本「水炊き」しかありません。潔すぎて笑ってしまいます。
「水炊き」に相当な自信がないと無理ですね。
裏はワインメニュー。個人的にはここの水炊きには白ワインが合いそうです。
しかしながら、オジサンはやはりビール。この後、ビールが止まらなくなります。
まずはお通し。鶏むね肉の胡麻和えです。
鶏肉はしっとり、胡麻はクリーミーになるまで擦ったゴマと、香りを楽しめる浅く擦ったゴマを合わせているようです。初手から美味しい攻撃です。
「橙」さんでは水炊きはお店の方が全部つくってくれますので、席に座って食べるだけです。取り分けもしてくれますので、本当に食べるだけになります。
お店の方も手慣れた感じで、安心してお任せできます。
最初はこんな感じで鶏肉のみが煮込まれます。
むね肉とモモ肉。
チューリップ(鶏手羽元)です。
どちらも柔らかく非常に美味しい。朝引きの鶏を使用しているらしいので、それが原因でしょうか?
お好みでポン酢や柚子胡椒もあります。また、小さい湯のみにスープも取り分けてくれますので、スープも楽しめます。
今回は唯一のサイドメニュー唐揚げを頼んでみました。メニューには5個750円で載ってますが、1個150円から注文できるそうです。
これがまた美味い。レモンとビールが合いまくります。しかし、外はカラっと、中はすごいしっとりジューシーで、どうしてそうなるのか?謎です。
こちらがミンチ。お店の方が慣れた手つきで円形に成型してくれます。思わず見とれてしまいました。粗目のミンチに粗目の玉ねぎの微塵切が合わせてあり、食べると肉と野菜の食感が残る、美味しいミンチです。
最後に野菜になりますが、写真の様に野菜を入れるのもお店の方がしてくれます。
むね肉が1枚だけあったり、ミンチが1つだけ残してあったりと、おやじの心をくすぐる演出ですね。
盛り付けもやってくれますが、きれいなこと。
ここでスープの味なんですが、食べている間に3度スープを取り分けてくれます。その度ごとに味が違うんですよね。
ミンチの後の2回目がより濃厚になり、野菜を煮た後は甘くなるんですよ。そして野菜の後のスープが一番おいしい。そんなスープで作るのは雑炊ですよね。
もう、この雑炊がたまらなく美味い。止まらない雑炊。増える体重。なぜこんなに美味しいのか?
というわけで非常に満足な食事でした。絶対リピート間違いなしのおいしさです。
お昼からやっていますが予約はしたほうが良いとおもいます。
さて少しだけ観光案内を。このお店は大濠公園近くで、福岡城跡のすぐそばにあります。今は梅の時期でしたので、
梅が満開でした。福岡城跡からの見晴らしも良いので、腹ごなしに訪問してはどうでしょうか?
美味しいものが食べたいときは是非!